この記事の結論

ドローン国家資格の取得ルートは2つあります。①登録講習機関(スクール)ルート=講習修了で実地試験が免除され、初学者でも確実。②一発試験ルート=指定試験機関で学科・実地・身体検査をすべて受験し、費用は抑えられるが実地の難度が高く上級者向け。いずれもDIPS2.0での技能証明申請者番号の取得が出発点です。初学者には①を強く推奨します。

01国家資格取得の全体像

無人航空機操縦士の技能証明は、次の3つに合格すると交付されます。

いずれのルートでも、まず国土交通省のDIPS2.0技能証明申請者番号を取得します。これは試験・交付手続きに必要な重要番号で、必ず保管が必要です。

無人航空機操縦士試験の申込画面
受験手続きはDIPS/試験申込システムから行う

02取得までの5ステップ

登録講習機関ルートの流れ
STEP 1
DIPS登録
技能証明申請者番号を取得
STEP 2
学科・実地講習
スクールで受講
STEP 3
修了審査
合格で実地試験免除
STEP 4
学科試験・身体検査
指定試験機関で受験
STEP 5
技能証明の交付
DIPSで交付申請

03ルート①:登録講習機関ルート(当校)

国土交通省に登録されたスクール(登録講習機関)で講習を受けるルートです。当校は機関コード0223の登録講習機関。所定の学科・実地講習を受け、修了審査に合格すると実地試験が免除されます。残る学科試験・身体検査に合格すれば技能証明を取得できます。

自動車の運転免許を教習所で取るイメージに近く、操縦経験のない方でも体系的に学べるのが最大のメリットです。

04ルート②:一発試験ルート

スクールに通わず、指定試験機関で学科・実地・身体検査をすべて受験するルートです。受験料だけで済むため費用は抑えられますが、実地試験の難度が高く、機体や練習場所を自分で用意する必要があります。GNSS・センサー補助なしで安定飛行できる上級者向けです。

注意

実地試験は減点方式で合格基準が厳しく、独学での一発合格は容易ではありません。不合格の場合は再受験の費用と時間がかかり、結果的に割高になることもあります。

052つのルートの比較表

比較項目登録講習機関ルート一発試験ルート
実地試験免除自分で受験(難度高)
向いている人初学者・確実に取りたい人経験豊富な操縦者
機体・練習場所スクールが用意自己準備
費用講習料(二等¥99,000〜)受験料中心(安いが再受験リスク)
合格の確実性高い本人の技量次第
学べる範囲安全運用の本質まで試験対策は自力

06費用の総額シミュレーション

当校(登録講習機関ルート)の講習料の目安は次のとおりです(税込)。これに指定試験機関の受験手数料・登録免許税・技能証明の交付手数料が加わります。

コース初学者経験者
一等 基本¥396,000¥198,000
二等 基本¥198,000¥99,000
費用を抑えるポイント
  • 経験者コースを活用(民間資格・10時間以上の飛行記録があれば対象)
  • 学科試験合格者・複数名申込で1名¥11,000割引
  • 企業受講は人材開発支援助成金で経費・賃金の一部が助成される場合がある

07取得までの期間

当校の基本講習の目安は、二等【初学者】で3日間、一等【初学者】で10日間。これに学科試験・身体検査・技能証明の交付手続きの期間が加わります。限定解除を同時に取得する場合は追加の講習日数が必要です。講習日程はお客様のご都合に合わせた予約制で、毎日開講しています。

08結論:どちらを選ぶべきか

これからドローンを本格的に扱う初学者や、確実に資格を取りたい方は登録講習機関ルートが安心です。すでに高い操縦技量を持つ上級者はコスト重視で一発試験ルートも選択肢になりますが、不合格時のリスクを踏まえると、多くの方にとって登録講習機関ルートが結果的に近道です。まずは無料体験説明会で、ご自身の技量とルートの適性を確認することをおすすめします。

  • DIPS2.0で技能証明申請者番号を取得する準備ができた
  • 初学者/経験者の区分を確認した
  • 講習料+受験手数料の総額を把握した
  • 割引・助成金の活用可否を確認した
株式会社Task
監修:吉田 靖彦
株式会社Task 代表取締役/日本UAV産業オペレータートレーニングセンター SAITAMA 代表兼講師

一等・二等無人航空機修了審査員、一等無人航空機操縦士。国土交通省登録講習機関(機関コード0223)・登録更新講習機関(0144)として、国家資格講習の現場で年間多数の受講生を指導。本記事は登録講習機関の実務にもとづき、航空法および国土交通省の公表情報を参照して作成しています。

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